2017年3月29日水曜日

GAで外部リンク(アウトバウンド)のクリックを計測する方法のまとめ

■はじめに

GA(Google Analytics) はとても利便性の高い無料のツールとして認知度が高く、2015年12月の調査では78%の企業が導入済みという結果も出ています。まだ、Urchinがあった頃のことを思い出すと随分とシェアを伸ばしたのではないでしょうか。

 GAでは基本的に自社サイトやメディアに対する外からの流入や、内部での回遊を見ることに使われることを主体として使うケースが多いと想像しますが、ときには外部サイトへの総客数が重要になる場合もあるでしょう。このエントリでは、そのようなケースを想定して、具体的にどのような設定を行なうのかという観点において、参考になるリソースを探してみたいと思います。

■クリックなんだからイベントトラッキングとして考える

クリックなので、シンプルにイベントトラッキングとして考えるやり方は考えられます。



 しかし、タグマネージャでは「ga('send', ~)」が使えないので、その点には注意が必要です。対策としては、データレイヤーを使うあるいはタグマネージャのイベントトラッキング機能を使うことが推奨されています。


■アウトバウンドリンクのトラッキングという観点から捉え直す

単なるリンククリックではなく、具体的にアウトバウンドへのリンクとして認識して、その観点でまとめているドキュメントもGoogle より提供されています。


■タグマネージャ上での具体的な設定方法


 概念的なことがわかったところで、具体的にGoogle Tag Manager 上でどのように設定したら良いかという記事も、複数見つかります。



■リンククリックをコンバージョン目標にする

 トラッキングができたら、総客数をKPIにすることも想定して、ぜひコンバージョン目標に設定したいところです。その方法については、これらの記事が役に立ちそうです。

■リンククリックしたユーザの行動分析およびセグメント化

めでたくコンバージョン設定ができれば、設定下KPIに対して一次的な投資対効果は見られる用になると思います。しかし、もう少しロングスパンで検討したい時には、GA上でもう少し深い洞察(Insight)を働かせることが重要になります。
 そのようなときは、下記のような記事を参考に、どこを眺めたらよいかを考える事が出来ます。あるいはそれらのユーザをセグメント化して、次の施策にどう活かせばよいかを考える事もできます。


■まとめ

 思った以上にに関して記載されている記事やエントリは多かった印象です。これだけ記事があれば、自分にわかりやすい説明を見つけてその通りに実践してみれば必ず対応できるのではないでしょうか。

■設定メモ

タグマネージャ1(タグの設定、トラッキング ID は省略)


 

タグマネージャ2(トリガーの設定、Page URLの値は省略)



GA側目標(URLはラベルの項目に設定、値はタグにあわせて1と等しいに)



■補遺

 もっとストレートに外部カートへの誘導数をカウントするというアングルで書かれた記事もありますが、すべてがGTMを使ってるわけではないので、こちらにまとめておきます。


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2017年3月28日火曜日

ウェブ最適化ツールが、手軽に使えるようになってきた


■はじめに

 このエントリでは、2017年3月28日時点で出てきている、主要なウェブ最適化ツールについて述べます。ウェブ最適化ツールというよりは、「A/Bテスティングツール」と呼ばれているものですが、出来ることがA/Bテストだけではないため、ここではその表記としています。

■手軽に利用できるようになってきたウェブ最適化ツール

 2015年06月17日 の記事ですが、A/Bテストのためのおすすめツール4選 というものに主力なツールとしては「Optimezely」「Visual Website Optimizer」「KAIZEN PLATFORM」「Google Analyticsのウェブテスト機能」の4つが挙がっています。4つめは 最近無償開放された Google Optimize (beta) に統合されていると考えれば、下記の4つと考えれば良さそうです。
  • Optimezely
  • Visual Website Optimizer
  • KAIZEN PLATFORM
  • Google Optimize (beta)

■4者を比較している記事を探す

 ひとつひとつ、一次リソースにあたるのもよいですが、このブログを更新しないでいる間に品質が十分高い記事が量産されるようになっていますので、4者あるいはそのうちのいくつかを比較している記事を探し、時系列に並べてみます。

2014年

2015年

2016年

2017年

■再度、最適化ツールの一覧を作成

 ここで、各記事の中で、もともとの4つのツール以外のものもありましたので、それらをまとめて改めて一覧にしておきます。
  • Optimezely
  • Visual Website Optimizer ※VMO とも略される
  • KAIZEN PLATFORM
  • Google Optimize (beta)
  • DLPO ACT
  • SiTest
  • Gyro-n ABテスト

■各ツールの印象


 第一印象としては、Optimezely、Visual Website Optimizer、KAIZEN PLATFORMは高機能だが高価格、SiTest および Gyro-n ABテストは日本企業提供でリーズナブル、Google Optimize (beta)は無償で使える範囲では最も高機能なのではないかと思います。
 DLPO ACTはDMPとの連携をうたっているので価格感はあまりわからない感じです(VMOも$49~とあるので一番下のプランなら安くはじめられるのかもしれません)。

 Google Optimize も、Google Optimize 360 のトライアル版みたいなものなのですが、制限はあるものの実用できてしまうというところで、十分価格破壊になっているのかなと。ただ、Google Optimize が無償版として利用できることで、ウェブ最適化ツールのエントリーユーザが増えれば、他のツールもビジネスがしやすくなる可能性もあるのかなと思います。

■どれを選ぶか

 書くまでもない蛇足ですが、どのツールを選ぶかは、行いたいテストが行えるかどうか、提供される機能やサービスレベルが十分か、ということとコストとの見合いになるかと思います。
 どのツールも使わず、自力で仮説検証を行なうことも選択肢としてはありうるわけなのですが、このようなウェブ最適化ツールの利便性は挙がっており、多くのツールではフロントエンドエンジニアのちからを借りずマーケターのみでPDCAが回せることを考えると、これらのツールの利用を選択肢に入れることは、じゅうぶんに建設的なことです。

■補遺


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