2011年10月21日金曜日

Linked inブロガーミーティングに参加してきました!

@rkanbe です。

昨日(2011年10月20日)は、Linked inブロガーミーティングに参加してきました!このミーティングは、Linked in(リンクトイン)の日本進出にあたって、日中のプレス取材に続いて行われたものです。

私自身の職歴は 株式会社トーチライト(Torchlight Inc.) への出向が最新なのですが、そちらの会社はソーシャルグラフマーケティングを中心に事業を展開している間ですので、今回このイベントに参加させていただくにあたってはとても期待をしておりましたが、その期待に裏切らない、気合の入った日本対応の発表会となっていました。







Linked in はいままで転職のみに活用するSNSという印象だったのですが、どうやら取引先や顧客、パートナーを探したり、商品やブランドについてのある種のコンテンツ・ファームとしても使えるようです。イベント全般に関しては、下記にまとめましたので参考にしてください。


■イベント概要

(検索結果無編集) #リンクトイン 日本語ハッシュタグ - Togetter

(検索結果無編集) #リンクトイン ブロガーミーティング - Togetter

(検索結果無編集)トライバルメディアハウス谷口正樹氏の #リンクトイン 関連発言抜粋 - Togette

■イベントフォト






さらに詳しくは、他のかたのブログにも上がってくるかと思いますので、そちらに譲ります。どちらかというと今期は張り切って質問してしまったので、そのあたりについてまとめてみたいと思います。


■質疑応答の書き起こし+その後に確認したこと

【日本対応について】

  • 日本では登録しただけで評価が下がる会社もありますが?

-> 実は他の国でユーザ数を増やそうとしたときに、実際に同じ問題にぶつかった。
しかし時と共に「気づき」があり、社員がLinked inに参加したほうがメリットがあり、例えば「ある会社のプロダクトについて本当にたくさんの会話を行われることで、それが顧客と直接つながることもある」そういったことがあります。
最大手のソフトウェア企業の例でも、人事部門はむしろ社員にアカウントを持つことを義務化したこともあるという。プロフィールをしっかり埋めることで、それが会社のリーダーシップを映し出す鏡になり、そのリーダーに惹かれて働きたいと思う人が集まってくるからです。

  • 履歴書とレジュメの違いがあるが・・・

-> 履歴書のフォーマットは日本独自に持つエンジニアリングチームで対応していこうと思っている。

  • 新卒は利用すべきか(手書きの履歴書が必要とされる)

-> 新卒の人たちや卒業した人たちのグループが成長しているグループ。
これまでですと新卒の課題だった「ネットワークのなさ」を、Linked inを
使うことでカヴァーでき、そこに飛び込むことが出来る。

  • TOIECや英検のような国内で普及している資格での検索には対応するのか?
->カスタムフィードにスコアを入力している人は検索されるかも?

【競合について】

  • リクルートやマイコミとは競合するのか?だとすればどのように戦っていくのか?
->共存していけると思っています

【企業として】

  • Linked inは企業にとって特に影響のあるソーシャルメディアです。企業が社員にLinked inの利用を許可するためのソーシャルメディアポリシーのサンプルはあるでしょうか?

→とくに用意はしていません。



■その他のフォト


■まとめ

今回はさまざまな偶然が重なってイベントに参加させていただくことができましたが、とても刺激的で、またFacebook日本本格展開、Google+の登場のあと、とてもいいタイミングで日本対応を発表したと感じています。

Linked inの方たちもとても気さくな方たちばかりでしたので、ぜひ今後とも動向を見守っていくと共に、いい関係をつくっていければと考えています。
 
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2011年10月19日水曜日

PandoraもiCloud Musicも日本では使えない?>Spotifyが今月サービスを開始かも

@rkanbe です。

TechCrunchの記事によると、インターネットラジオのPandoraはモバイル機器からのアクセス率がTwitterよりも高い とのこと。この記事の視点、Facebookのトラフィックを上回る「StumbleUpon」というTechCrunchの記事 の記事も思い起こさせます。


さて、最近のトレンドでも音楽と○○の組み合わせというのはいくつかあります。それだけ音楽はキラーコンテンツであり、事業化もしやすそうに見えるのかもしれません。例えば、こんなものが有名です。

インターネット×ラジオのPandora Radio
アップル製品×音楽のiCloud
Facebook×音楽のSpotify

(Spotifyはマーク・ザッカーバーグ×ショーン・パーカーとも言えるかもしれませんが)

しかし、それぞれ世界での展開、日本での展開では苦しんでいるところがあるようです。



【Pandra Radio
直接的な理由は語られていませんが、法的な問題を回避するためにブロックせざるを得なかった雰囲気が醸し出されています。



【iCloud

iOS5の目玉機能でもあるのに、音楽が利用できないということでいろいろ議論になっています。しかし、有無を言わさない利権障壁というよりは、実際の契約問題という現実的問題を通過できていないようです。
そもそも下記のような判例があるので、日本でのクラウドによる音楽コンテンツの利用は難しいのではないかと言われているようです。

「自分のパソコンにある音楽をサーバーに保存し、携帯電話にダウンロードして聴くサービス「MYUTA(ミュータ)」に対し、東京地裁は平成19年5月、日本音楽著作権協会(JASRAC)の主張を認め、著作権侵害との判決を下した。」


【Spotify】

Spotifyは数曲おきに広告が挿入されるP2Pストリーミングサービスで、既に4大メジャーレーベルとの包括契約を成立させ、月額制のビジネスモデルを確立。欧米で1000万人以上が利用するサービスにまで成長しています。1000万人ユーザを獲得するにあたっては、Facebookとの連携も大きかったようです。
さらに、映画「ソーシャル・ネットワーク」でも主人公のマーク・ザッカーバーグを食わんばかりの個性を発揮する役どころを脚本から与えられていたショーン・パーカーも、このサービスに投資しています。
しかし、そんなSpotifyが今月サービスを開始するかもしれないということです。まずは1万曲から開始とのこと。
今後テレビやカーナビにも浸透し、月額がそれほど負担なく広がるのなら、もしかしたらSporifyは意外と広がるのかも知れません。


冒頭に立ち返って考えてみると、スマートフォン、Apple製品、ソーシャルネットワーク、そのどこで音楽に触れ、何に対して対価を払うのかということを人々が選べる状態になっているのはよいことかもしれません。しかしながら、その変化が落ち着くまで、消費者としては期限を持たずに待ち続けないと行けないのは、じゃっかんもどかしいところかもしれません。

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2011年10月6日木曜日

ミクシィの「再メディア化」に向けた3つの地道な動き

@rkanbe です。

先月2日よりmixiページが公開になるなど、ようやくインターネットのオープン領域に進出してきたmixiですが、それをとりまくいくつかの地味な動きにも注目してみたいと思います。

①一部の企業サイト・メディアがmixiを「ソーシャルメディア」として再認知

下記のオリコンスタイルのサイトを見てください。よく見かけるfacebookやTwitterへのナビゲーションタブに加え、オリコンスタイルのmixiページへのナビゲーションも加えています。



誘導先のmixiページは現在750人前後。どのくらいの効果があったのか、調べてみたいところですね。mixiページ.netのmixiページランキング -  によれば、いまのところフォロワーは線形的に伸び続けており、まだ増加の停滞期には入っていないもようです。

※なにげにこちらのフォロー用タブを[☓]で閉じられるようにしているところも良ポイントですね♪


②mixiページトップ(ユーザホーム)がfacebookのウォール風に

mixi、ホーム画面に友人の発言・コンテンツ更新を表示……年内に全面移行 | RBB TODAY (ブロードバンド、ウェブのニュース)  の記事の画像にありますように、mixiページのユーザホームがいよいよfacebookのウォール風に変わるようです。

facebookの場合はある程度情報を省略するかたちになっているのですが、mixiの場合は全部出してしまうのでしょうか。あるいはダイジェスト表示機能がつくのでしょうか。少なくともコンテンツ種別によるタブの出し分けはあるようです。ちなみに記事はRBB TODAYにしか掲載されていませんが、どのようなルートで取材に至ったのでしょうか・・・?


③mixiポイントプラスが先行リリース

mixiポイントプラス というmixiページがこっそりと先行リリースしています。これはインターネットメディアではよくある感じのリワードプログラムに見えますが、mixiがこれをインターネットに全公開しているmixiページで実施しているところがポイントなのかなと思います。また、利用開始の際はGraph APIと思われるプロフィールへのアクセス認可が必要になるようです(下図参照)。


今後について

いままではソーシャルメディアでありながら、TwitterやFacebookとは違った「完全クローズド」なメディアでした。しかし、ここに来て自身のキャラクターを「インターネット公開の顔も持つ半クローズドメディア」という体裁に変えてきた所で、たとえば冒頭でとりあげたようなオリコンスタイルのように一種のインフラとしてmixiに相乗りしてしまおう、という動きも出てきているようです。

mixiポイントプラスのようなものが出てくると、正直既存メディアとは競合になる側面もありますので、そのあたり潰し合わずにどう住み分けるかというのが課題になってくるのかもしれません。とくにリワードプログラムは、facebookではおそらく古すぎて実施していないビジネスモデルなので、そこに十分利用者がいれば、ミクシィはfacebookがあえてとりこぼしているビジネスチャンスを拾いに行く、ということになっているのかもしれません。

そんなわけで、「インフラ化」「facebook化」「よくあるインターネットメディア化」が並行して推し進められているわけですが、あなたはどんなミクシィなら好きになれそうですか?

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