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Facebookのトラフィックを上回る「StumbleUpon」とは?

@rkanbe です。

@Capote 氏のブログで本日公開されたエントリによると、アメリカで最もトラフィックを生み出しているSNSはFacebook、ではなくStumbleUpon なのだそうです。

経緯を調べるとかなり注目を集めた「Web 2.0」サービスだったらしいのですが、寡聞にして知らなかったので、あらためてStumbleUponについて調べてみました。

まずは下記より設定してみてください:StumbleUpon.com: Discover the Best of the Web

ソーシャルアカウントでログインして、自分の好みを選ぶだけです。

StumbleUponをひとことで言うと?


自分の興味にあった記事や写真、動画などをワンクリックで推薦してくれ、LikeやDon't Likeで共有/フィルタできるサービスです。

なんとなくTumblrとはサービス内容も名前もよく似ています。クリックで次のリコメンドを見るStumbleUponと、スクロールでエントリーをめくっていくTumblrとどっちが便利かはわかりませんが、一コンテンツをフォーカスしてみるのはStumbleUponのほうが向いているかもしれません。下記が実際の画面サンプルです。ツールバーっぽく出ている部分がStumbleUponのUIになります。



StumbleUpon UIの超ダイジェスト説明


左上部分を拡大してみます。



Tumblrでホイールをクルクルするのに飽きたら、あとはStubmle!ボタンを押しまくるだけで寿命が全うできるかもしれませんね。LikeのよこにあるのがDon't Likeで、コンテンツを報告したりブロックしたりできます。

StumbleUponは時代の寵児、そして再チャレンジ中のタフなサービス

過去をさかのぼると、いったんStumbleUponはeBayに買収されたようです。

秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ: StumbleUpon→Ebay, Last.fm→CBS, Panoramio→Google,

その後会社を買い戻して独立。

StumbleUpon、eBayから独立―経営資源の効率的な利用のケーススタディーとなるか?

この記事によるとビジネスモデルは下記の通り。

「StumbleUponはユーザーが閲覧するページの何ページ目かに広告ページを$0.05の定額で挿入するするビジネスモデルをとっている。StumbleUponは自サイトに広告へのリンクを表示するのではなく、広告主のサイト自体のページを強制的に表示するわけだから、クリックスルー率は100%となる。これは相当の収入を生んでいるはずだ。またコンテンツを自サイトに保有しないので、StumbleUponは運営にさして費用がかからない。」

会社概要はこんな感じ。

StumbleUpon | CrunchBase Profile

神田さんによる紹介記事もあがっています。

"セレンディピティ型SNS" Stumble! upon は,やはりすごい!:KNNエンパワーメントコラム - CNET Japan

なにせ登場から息の長いサービスなので、UI的にもやっぱり2年後発のTumblrの方がらくちんに出来ている(実利用視点からすると洗練されている)、という感想もあるのですが、共有(シェア)というものが見直されている今、このStumbleUponもまた、見直されるサービスになるのかもしれませんね。

外部サイトからの誘導ツールリリースして生き残りをはかる


そしてこのタイミングで、StumbleUpon、共有用の“ウィジェット・クリエイター”を立ち上げたようです。

StumbleUpon、共有用の“ウィジェット・クリエイター”を立ち上げる | ブログヘラルド

いろいろなものはソーシャルメディアをハブにして共有されるなか、StumbleUponがスルーされないように、こういったものをつくって生き残りをはかっているのかもしれませんね。

食料調達に例えれば、人々は新鮮な食材(ネタ)さえ得られるのであれば、それを人々の集まる市場に見に行こうが(Facebook、Twitter)、専用アカウント宛に自宅に直接届けられようが(StumbleUpon)、どちらでもいいのではないかと思います。

きっとそこに共有される食材の中身は、そんなに違いのあるものでもなくなってきているでしょうが、個人ブログやオウンドメディア、あるいはこういったサービス単体へのトラフィックというのは、もしかするとじわじわと少なくなってしまっているのかもしれませんね。だからこそ、ソーシャルメディアとの連携が重要なのかも知れません。

実際、StumbleUponのFacebookページ などもあり、その努力は涙ぐましく感じます。

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