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Amazonアプリがとてもスマホオリエンテッドに進化していました


Amazonのスマホアプリがさらにモバイル端末向けに特化

 2017年6月下旬頃、Amazonのスマートフォンアプリがアップデートしていました。

とはいえ、アップデート内容に明記されているわけではないので、以前からこの機能は存在していたり、一部ユーザのみへのテストドライブかもしれませんが、その場合はご容赦下さい。

音声で商品検索ができる

 まず、アプリをアップデートして起動すると、検索フォームの横にマイクボタンが追加されており、音声での検索が可能というポップアップが表示されました。マイクボタンをタップするとこんな画面が表示されました。


 これまでのAmazonは、スマートフォン向けサイトもアプリも、どこか「PC版Amazonのモバイル移植」という感じがしたのですが、この画面はスマートフォン向けに情報量と「次にやること」を非常に絞っている印象があります。

 そこで早速商品検索に使ってみることにしてみました。検索する商品は以前のこのブログで紹介した「ナチュラシック(NATURASSIC)」というボタニカルフェイスマスクにしてみます。この商品名はNATURAL+CLASSICの造語なそうなので、辞書にない単語も検索出来るのか調べるにはちょうど良さそうです。

 検索したけっか、見事に検索できました!関連度の高い商品が全て表示されていることがわかります。



スワイプで商品購入

 さて、検索された結果をタップし、「今すぐ購入する」を選びました。次には、画面の中から探しづらい購入確定ボタンを押すのかな、と思っていたら出現した画面は「スワイプして注文」。



 購入を確定する、もっとも重要なアクションが、タップからアクションに変わっているというのは、なかなか大きな変化です。最初は戸惑うかもしれませんが、慣れればクレジットカードを通すように、さっと注文完了できるかもしれません。

まとめ

  • Amazonアプリはスマホの音声検索ができるようになった
  • 購入確定をスワイプで行うようになった
 これらを並べると、やはり日本でも年内発売になると言われている Amazon Echo の前フリかなぁ、という気もします。お買い物を始め、人間がデバイスを使う入り口を「音声」にすることはAmazon自体も「ボイスファースト」という考え方をもとに積極的にすすめています。

 そして買い物の出口を「スワイプ」にすることは、スマホの中でもタップよりは珍しく、特別感のある操作にすることで、あるいは買い物することの快感を、操作の面からも体に覚えさせようとしているのかもしれません。

 この出口の部分は、Amazon Echoなど他の機会では、もしかしたら違うものになるかもしれませんね。手を三回鳴らすのか、犬の鳴きマネをするのか、魔法の杖型デバイスを振りかざすのか、そんな未来を想像してみるのも、なかなか楽しそうです。
 

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